

このようなお輿に乗って貴族は熊野詣されれたそうです。正直これしんどいような気もするなあ。

この方が熊野御幸記を書いた、歌人藤原定家さんです。
・寒いよ~
・疲れてもうしんどい
・風邪ひいたしぼろぼろ
とか定家さん、結構愚痴っぽいのがいい感じです。
・上皇様の御歌は素晴らしい
・けどやっぱり来たら素晴らしい
などとTPOをわきまえるのもいい感じです。
往路は1日20キロ、復路は1日50キロ平均歩いてるわけで当時の交通事情考えてもすごくないかって思います。馬乗ってる貴族はええんですが、平民は歩きですし荷物もあるし何より暑い日も寒い日も雨の日も歩くので体調崩したらしんどいけど無理しないとあかんから、これは超ハードと思うわけです。確か田辺あたりでも塩ごりするから来いって言われてたけどしんどいんで嫌やいうたら、上皇様も来るから無理してでも来い言われてしぶしぶ行った、みたいな歌を見た記憶があります。
組織人の鏡、定家さんです。
合計で25日くらいですけど、こりゃ気合入れないとあかんし「もう大変なので熊野詣いいっす」とか言えるものでもないのでしょうが、その分到着して熊野本宮大社や那智大社さん来た時には「ありがたや~」と感動したように思います。
これだけ苦労して歩いて巡るから値打ちがあるというか価値があるというか。家の隣に詣してもやっぱりちょっと違うんじゃないのかと。

夜歩きもあるし、20日くらいずっと連続なのでこれ本当にハードだと思います。