駐車場の左側の方、男子トイレがあるのですがその左側の方が女人道の中の橋参道入口になります。
奥の院入口からすぐです。
高野参詣道女人道
1872年(明治5年)、 明治政府が太政官布告第98号 「神社仏閣女人結界/場所ヲ廃シ登山参詣意トス」 によって女人禁制を解くまで、 修行の妨げにならないよう、高野山内に女性が立ち入ることは叶いませんでした。 女性たちは、「お大師様にお祈りがしたい」「修行をしている息 子の姿を一目でも見たい」と、様々な思いを背に八葉の峰々の尾根筋を歩き開いた道が女人道です。高野山に繋がる七つの古道の入り口には、女性のための参篭所 「女人堂」が設けられ、参拝に訪れた女性はここで寝泊まりし、厳 しい女人道を辿ったと謂われています。 京都や大阪と高野山を結 ぶ京大坂道不動坂の入り口には、不動坂口女人堂が唯一現存し女人道は、平成28年10月24日 世界遺産「紀伊山地の霊場 と参詣道」 に追加登録されました。
また令和2年6月17日、 「女性とともに今に息づく女人高野 ~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地~」 として日本遺産にも登録されました。
長い間女人禁制だった時代、女性たちが祈りを胸に歩いた女人堂を巡る道、それが女人道です。高野山は明治時代に入るまで女人禁制でした。そのため、高野山の各入口には女性が参拝するための籠り堂として女人堂がつくられました。
今は不動坂口女人堂しか原形は残ってないのですが、女人道を歩くことができます。その女人道は1番が不動坂口女人堂です、そして25番がここの奥の院中の橋駐車場になりますが、ここから不動坂口女人堂向かって進んでいくことできますし、ときどきそういった方もおられますので、何も問題なしです。