

女人禁制の女人結界です、女性は入れません。女人禁制の理由は宗教的なものですが、
修験道の開祖とされる役行者は険しい修行の場である大峯山で母を危険にさらしたくないと考え、後を追ってこないようにと、「女人入山禁止の結界門」を建てた。大峯山の女人禁制は、役行者の母を思う孝行心の表れだそうです。
山上ヶ岳は修験道の修行場、女性を危険にあわせたくないという発想だそうですが、なにぶん危険度も高いので。
厳かな雰囲気が漂う石碑が並ぶ女人結界門の前あたりは、なんか緊張しますけど上から続々と下山してきて「疲れたわ~」と笑顔の方たちが降りてきたのでなんか安心感がありました。

登山者へお願い
山上ヶ岳(大峯山)は一千参百年の昔、開祖役行者神変大菩薩が開山された霊山で、修験道の根本道場として、日本国民に尊崇され今日もお多くの方々の崇敬を集めつづけております。山上ヶ岳では、往古より仏教各宗の宗祖や高僧を始め、多くの先徳や在家の先達衆が命を賭して修行され、自利利他円満の菩薩心を心とされて、天下泰平、万民安楽、五穀豊熟を祈願されてこられました。今日もその心と修行の法は脈々と伝えられ、厳格な修行が行われております。
また、当山はその永い歴史の中で幾多の流転を重ね、明治初期には国家権力による修験道廃止という法難にもみまわれましたが、御本尊の思し召しと、信徒の皆様の熱烈な信仰心や修験道を心の支えとされた方々のお力により、その法灯は守られ修験道の仏寺として今日に至っております。そしてその歴史の中で、当山は女人結界を持つ聖地としての姿を守り伝えております。この女人結界は決して、わたくし達修行者のみによって形作られたものではありません。この霊山を仰ぎ見ながら、ここに心のよりどころを見出した無数の先人が、壱千年あまりの時間をかけて、宗教的伝統として作り上げてきたものであります。また、結界維持については、信徒や地元の人々と共に信仰を守り伝えてきた女性達によっても伝承されてきました。
私どもは、今日においても、山上ヶ岳の女人結界を男女問わず修験道で修行し、信仰する者の信仰心としての戒律上の結界ととらえ、あくまでも信仰者の立場をもって議論を加えつつ、且つ結界を護持いたしております。登山の皆様には、この一千参百年の歴史を持つ当山の信仰に深いご理解をいただき、信仰者の声を尊重いただいて、女人結界の維持にご協力を賜りますようお願いいたします。当山は、今なお信仰が息づいている聖地山上ヶ岳(大峯山)が日本固有の宗教文化を伝承する地として、ユネスコの世界遺産に登録されたことを誇りに思うと共に、開祖神変大菩薩やこれまで修行を積まれた先徳に対し感謝の赤誠を捧げるものであります。






女人結界を超えるとこんな感じです。



森が続いていきます。