高野山総鎮守 丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)

弘法大師に高野山を授けた女神の社

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)です。

「町石道」は、七つある高野山への古道「高野七口」の主要道であり、弘法大師自ら開いた道と伝わります。九度山の慈尊院から高野山壇上伽藍の根本大塔を結び、総数180本もの五輪塔形の石柱(町石)が、一町(109メートル)毎に建てられ、多くの弘法大師にまつわる史跡や伝説が残ります。
町石道の120町石付近には、当社の遥拝所と伝わる二ツ鳥居が聳えています。ここから丹生都比売神社へ参詣道の八町坂が続きます。


白黒二匹のわんこは丹生都比売神社のご神犬です。まあかわいらしい紀州犬です。
ペットなどの四つ足は神の場では禁制、とも思うのですが、お弘法さんは一緒に犬と町石道を歩いていたそうなのと、丹生都比売神社のご神犬のようにそこにいる場合にはまた違うものです。

丹生都比売神社からは笠田駅からバスで30分です。

天野には古くは人が住むことが許されず、神職も丹生酒殿神社がある三谷に住んでいたそうです。そして三谷坂を上がって丹生都比売神社の天野まで来ていたそうです。