町石道の通行状況 高野町区間(32町石から34町石)の通行止めは継続中

大規模な土砂崩れが発生した影響

展望台過ぎて少し進んで、鏡石まではいかない場所当たりです。

高野山町石道は現在、32町石と34町石の間の区間が通行止めとなっており迂回路が設置されています。この迂回路は、迂回路階段から国道480号に出て約200mを通行後、再び迂回路階段を使用し町石道に戻るというルートになっています。
大規模な土砂崩れが発生した影響なのですが、この令和の時代でさえ大雨などで土砂崩れがあったり木がなぎ倒されたりあるのですから、平安時代などは何をかいわんをや、当たり前のようにあったはずです。そうなると、今のあるくルートがお弘法さん歩いてたかというとたぶん違うだろうですし、そんなものです。

高野参詣道町石道は世界遺産でして、慈尊院から高野山へと通じる180町(1町は109m)の表参道で、高野山開山のおり弘法大師空海が木製の卒塔婆を立てて道しるべとしました。
いちおう数えていくのですけど、石に数字が掘られていたりするとはっきり読めなくて雰囲気で進んでたりしています。