大峯本宮天河大辨財天社様での皇太子さま行幸記念碑

皇太子さまは実は健脚で熊野古道にも行幸 「皇太子殿下 弥山行啓記念」

皇太子さま=現在の天皇陛下のことです。「皇太子殿下 弥山行啓記念」

皇太子さまは実は健脚で熊野古道にも行幸されてて、瀧尻王子にも行幸碑がございます。
ほんとに普通に中辺路も歩かれたそうで、これは素晴らしいことに思います。

大峯本宮天河大辨財天社は、日本三大弁財天の一つに数えられてまして、音楽・芸能の神、水の神、財宝の神として知られており、大峯修験道とも深い関わりを持つ、全国でも屈指の霊場です。ご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、弁財天と同一視されてります。
日本三大弁財天は、広島県の嚴島神社、滋賀県の宝厳寺、奈良県吉野郡天川村の天河大辨財天社(神奈川県の江島神社という場合もあり)でして、ここは奈良県で「呼ばれないと行けない」と特に有名な神社とも言われます。
吉野郡十津川村の「玉置神社」と吉野郡天川村の「天河大辨財天社」です。玉置神社は熊野三山のさらに奥ですし、あの玉置神社まで通ずる道は台風や大雨でよく落石あったり木がなぎ倒されたりしてる道なので、本当に「呼ばれないと行けない」感がありますし、ここ天河大辨財天社様も同様です。

ちなみに天河大辨財天社の奥宮が弥山(みせん)頂上にありまして、皇太子さま(現在の陛下)はそちらの奥宮に参られたそうです。弥山(みせん)も1895mあってハイキングコースとは言えないなかなかの山なのですが、1990年に天河弁財天を参拝し、弥山小屋に宿泊された記録があるそうです。平成2年(1990年)6月13日~15日に大峯山系を縦走され、その初日に洞川 → 山上ヶ岳(大峰山寺)→ 大普賢岳方面 → 弥山 → 八経ヶ岳、と立ち寄られているそうです。

大峯に入峰する修験者は、入山前や下山後に天河大辨財天社へ参拝してたそうで、大峯本宮は山全体を守護する本宮・鎮守しているというので大峯本宮となっているそうです。ちなみに大峯山寺は山上で蔵王権現を拝む修行の中心、です。
天河大辨財天はもともと、大峯山最高峰の弥山(みせん)の鎮守としてあったのが、今はこちらの天川に遷座したしたとのこと。大峯の守り神、みたいなものです。

あと神明鳥居(伊勢神宮のような古い神道様式)と、明神鳥居(赤くて神社のイメージが強い)2つの鳥居があったりします。
天河大辨財天社は、大峯修験道の重要な霊場であって、弁財天信仰の総本山の一つでもあり、かつ、熊野信仰・吉野信仰とも結び付いた神仏習合の聖地という非常に特殊な歴史を持っています。そのため、古神道を思わせる神明鳥居と、弁財天信仰を象徴する朱の鳥居が共存していると考えられます。なんか不思議。