今日の世界の車窓からは、南海高野線の紀伊細川駅周辺です。
のどかな雰囲気と橋本駅から上がっていくにつれて、聖地高野山に近付く気持ちが高ぶってきます。
南海では新たな観光列車を2025年度末に運行開始予定だそうでして、1泊5万の宿坊に泊まっていただければいいですし、フランスでは高野山が人気などを聞いて宿泊も、このラグジュアリー電車もまあ流行ります。
近鉄ですがあをによしとか、ひのとり、とか大人気で全然席が取れませんし、何よりもかっこいいから鶴橋駅でもカッコよく見えます。
ちなみに南海高野線からケーブルカー乗り換えで極楽橋から高野山駅に行くのですが、最大勾配が30度で340mの高さを5分で引きあげていきます。
石清水八幡宮も境内まであがるにはケーブルカーがあるのですが、ケーブルカーというのはほんとに風情があっていいものです。須磨浦もあったような。
女人高野というように昔は女性が入れなかった高野山ですが、今は車でもケーブルカーでも入れます。
ただ女人堂や九度山町の慈尊院などにように、女人禁制だった当時の建物も残っており参拝の女人はこれより入山が許されずにこのお堂で真言を唱えて夜を明かしたそうです。女人禁制は1872年の明治5年まで続いていたので最近まで女人禁制でした。