周参見王子神社は王子とつくけど、九十九王子ではございません。
大阪から紀伊路、中辺路、新宮で那智でゴールなので周参見は入ってないのですが、そのへんは流行りに乗った感じもあって大好きです。
南森町が最寄駅なのにマンション名が「〇〇〇東梅田」と言うくらい、広告屋をしていると過敏になってしまう言葉が多々あります。周参見王子神社は王子とつくけど、九十九王子ではない大辺路にあります。
場所は周参見川沿いにあります。大辺路で言えば富田坂、安居の橋渡しを超えて、仏坂、長井坂と坂が続きますが、仏坂を超えて周参見の海岸沿いに降りてきたところがここ周参見王子神社です。
今から長井坂行きますよ、新宮生まれの作家・中上健次の作品に枯木灘という作品がありますが、その舞台となっているのがここ、枯木灘です。周参見から串本までの海岸線はリアス式海岸というか、フェニックスの褶曲とか、ゴツゴツした岩がいっぱいあって地学を学んだ方にはワクワクする場所です。私、高校で地学だったのでこういう枯木灘のような場所は、プレートがぐにゅぐにゅなったあとそのまま残ってて、地球のパワーや自然のパワーが感じれて楽しい場所です。