この円通律寺は通称真別処と呼ばれ僧侶になるための修行道場であります。ただし、年に1度、旧暦の花まつりの日には一般人も真別処に入れるそうです。
12世紀の再建以来、円通律寺の神聖な道場は、高野山の僧侶が修行をする重要な場所となっています。現在でも、真言宗では、僧侶になる前に、ここで100日間、修行と瞑想をして過ごさなくてはいけません。円通律寺は高野山にあるいくつかの修行道場の1つです。
修行の場なので遠目からしか見えませんが厳かな場所でした。高野山では法会時に大雨が降る時が多いそうですが、これは雨で聖域を浄化するため洗い流すのだそうです。
今日も少し雨でのぐずついた天気でした。