
龍神にある安倍晴明社です、安部晴明伝説はいろいろありますが実は龍神村にもありました。
田辺市龍神村と中辺路町の境にある笠塔山には古来、妖怪が棲み、旅人を驚かせた。無人の馬場を夜な夜な人の乗っていない白い馬が駆け抜け、木偶茶屋という人形芝居小屋が現れ、にぎやかに芝居を演じるなど奇怪な出来事が続いていた。噂を聞いた安倍晴明は調伏の祈祷を行った。妖怪は、怒り狂って大雨を降らせた。晴明は杖を柱、笠を屋根としてお堂を造り、護摩を焚いて三日三晩祈祷して妖怪を滝壺に閉じ込めた。岩に梵字を刻み、「文字が消えるまで、滝壺から出ることを許さぬ」と言ったという。これが猫又の滝である。
大陰陽師・安倍晴明神社はこの猫又の滝から近くにあります。そういえば那智山にも安部晴明伝説があります、熊野にかかわりが多くあるんです。
陰陽道の基本概念となる「陰陽五行説」は、5つの元素(木・火・土・金・水)の働きからなり、その関係を表わす象徴として五芒星を用いており、魔除けの呪符としても使われます。しっかり五芒星があります。

安倍晴明伝説
平安時代(寛和年間)、今から千年余り前、現在の熊野村大字野原字谷口在所に、安倍晴明丸郎のもとに陰陽道師安倍晴明が立ち寄った。
そのころ、神山(笠塔山)には妖怪が出没し、里人や通行人に危害を加えることがあった。晴明は、住民の難儀をみかね、山に登り祈祷、悪魔退散したが、妖怪はたちまち大雨を降らした。
そこで晴明は、己が杖を柱に、笠を屋根とみなし、これを笠のかわりとして三日三晩護摩を焚き、妖怪を鎮え、滝地名に追い込む祈りの伏せた。
晴明は、滝の岩に梵字を刻み、この字の消える時は災害がやって来ることを許さんと告げ山を下りた。
その後、山は笠塔山と呼ばれ、近隣在所には、晴明ゆかりの地名や伝説が残っている。明恵上人等の民俗譚もある。