紀伊国一之宮 五十猛命(いたけるのみこと)を祀る木の神様 伊太祁曽神社

4つある紀伊国一の宮の1つ、伊太祁曽神社

紀伊国一宮、旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社です。
丹生都比売神社、日前神宮、國懸神宮、そして伊太祁曽神社ですが、伊太祁曽神社様は木の神様をまつっています。和歌山らしい神様です。

龍神のおまつりでチェーンソーアートやってるのは知ってたのですが、その作品が飾られてましてこれはすごいです。
御神木だった杉の一部は、現在は木の俣(また)くぐりとして、穴を潜り抜けると災難を除けられると言われていますらしく、しっかりくぐりましたが、木の中で立てたりもします。
御本殿にお参りしてからくぐるのがお作法だそうです。

五十猛神は高天原から樹種を持ってきますが九州より播き始めて日本中を青山にしました。

日本書紀から、木々を植えてくれた神様なので木の神様です。和歌山なんて土地の大半が山に覆われた県なので、木の神様と聞くとありがたみを感じます、青々とした山々は五十猛神様のおかげと感謝を感じます。自虐的に言いますが、信長か秀吉か忘れたのですけど、天下統一していく中で紀州は高野山や根来までは制圧してるのですけど、そこから南の熊野は制圧してなくてスルーなってた地図みたいのがあったのですが、国とあまり認識されてないのかと子供心に何となくショックでした。

けど客観視できるので、制圧必要ないもんなと納得してたのでまあそんなものです。