10,755km先のサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路

世界遺産熊野本宮館の入り口にある石碑

田辺市はサンティアゴ・デ・コンポステーラとは観光協定を結んでいます。

10,755km先のスペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路、熊野古道と「二つの道の巡礼者」として表彰されます。
サンティアゴでは、徒歩または馬で少なくとも最後の100km以上を巡礼する という決まりなので、これはまたいつか必ず。あと共通巡礼帖ありますが、熊野古道側の条件は

【1】徒歩で滝尻王子から熊野本宮大社(38km)まで巡礼する
【2】徒歩で熊野那智大社から熊野本宮大社(30km)間を巡礼する
【3】徒歩で高野山から熊野本宮大社(65km)まで巡礼する
【4】徒歩で発心門王子から熊野本宮大社(7km)まで巡礼するとともに、熊野速玉大社と熊野那智大社に参詣する
【5】扇ヶ浜潮垢離場と鬪雞神社、あわせて大辺路ルート(白浜町~那智勝浦町間)の2か所以上に訪問するとともに、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社に参詣する
※熊野古道の巡礼は徒歩に限られます。自転車や馬での巡礼はできません。

馬での巡礼やってみたいです。

【2】は大雲取越と小雲取越を達成することなのでまだ、
【3】は小辺路達成なので、これもまだ、ということで 【1】【4】【5】は達成してました。ちゃんとスタンプ押してないのがあるので、【1】は微妙なのですけど、経験したのでこれはこれでヨシ。

なんでそんな長い距離を歩いて巡礼しているのか?という問いがあるのですが。

巡礼者は一般的にとても社交的で、他社を受け入れる人たちがほとんどだと思います、時間もお金も使って巡礼を行う人ですから。
そして、穏やかで寡黙で人を敬い尊敬する気持ちを持っている、内面との自分との対話を行う方で、自省できる方のようにも思います。巡礼では身体を鍛えることも大事ですが、新しい未来を創ることができる精神的側面も鍛えられると感じます。

発心門王子から短い距離でも熊野本宮大社まで、ちょっと歩くとなんとなく感じるものはわかるのでないかなと思っています。

日本スペイン交流400周年記念
熊野古道 サンティアゴ巡礼の道姉妹道提携
和歌山県とスペイン国ガリシア州は、それぞれの聖地 「熊野三山」と「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」に通じる「熊野古道」と「サンティアゴ巡礼の道」に共通する崇高な価値を認め合い、1998年10月9日に「姉妹道提携」を締結しました。この道標は「日本スペイン交流400周年」及び「熊野古道の世界遺産登録10周年」を記念してガリシア州から和歌山県に寄贈されました。道標に刻まれている 「10755km」 は田辺市本宮町とサンティアゴ・デ・コンポステーラ市間の距離、 ホタテ貝は「大斎原(おおゆのはら)」の方向を示しています。
和歌山県とガリシア州は2012年7月に 「友好親善関係と連携強化に係る覚書」、田辺市とサンティアゴ・デ・コンポステーラ市は2014年5月に「観光交流協定」を締結し、更なる交流を行っています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

スペインの北西に位置する街です、近くにはリーガエスパニョーラの「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」、エスタディオ・デ・リアソールというスタジアムがあります。
デポルティーボは柴崎選手がちょっとおったのですがそれより、ベベットとかリバウドとかすごい現役代表選手がいて強いチームだったので有名でした。現在は2部ですけど、サッカー観戦したいスタジアムです。

距離的には75kmか。
サンチャゴ巡礼路ラスト110kmを歩く12日間、というのもJTBさんで見ましたが、110キロを12日間・・。

キリスト教の聖地のひとつサンチャゴ・デ・コンポステーラまで、最後の110kmを歩きます。街道沿いの小さな町や村、古いロマネスクの御堂なども訪ねながら歩いて、バスの旅では味わえない中世の巡礼者の心を追体験します。サンチャゴ・デ・コンポステーラまで110kmの地点より、1日に約20キロ弱のペースで歩き、100km以上歩いた者のみが与えられる巡礼証明書を取得します。専用車が伴走いたしますので、ご自身の体力や脚力に合わせて安心して歩いて頂けます。宿泊は巡礼宿ではなく、全ての宿泊地でホテルを利用します。是非この機会に年齢に関係なく人生を振り返る旅として思い切って歩いてみてはいかがでしょうか?

ほー、という言葉が思わず漏れました。