西国三十三所観音霊場の第一番札所である那智山青岸渡寺

西国三十三所観音霊場の第一番札所である那智山青岸渡寺

西国三十三所観音霊場の第一番札所である那智山青岸渡寺(なちさんせいがんとじ)は、熊野那智大社とともに熊野信仰の中心地として厚い信仰を集めています。

閻魔大王に選ばれた、観音菩薩をまつる33の寺院を西国三十三所といいます。2府5県(京都、大阪、和歌山、奈良、兵庫、滋賀、岐阜)に広がる日本最古の巡礼として知られ、令和元年(2019)5月に日本遺産に認定されました。この西国三十三所観音霊場は、花山法皇によって観音巡礼が再興されます。花山法皇は第65代天皇であり、退位後、法皇となり出家しました。

那智山青岸渡寺での修行中、枕元に現れた熊野大権現から、徳道上人の定めた観音霊場を再興するようにとのお告げを受け、中山寺に納められていた33の宝印を探し出しました。そして、圓教寺の性空上人、中山寺の弁光上人、石川寺の仏眼上人を伴い、33の札所寺院を巡礼し、観音菩薩の功徳を世に広めました。そんなわけで那智山青岸渡寺から紀三井寺、粉河寺へとつながっていきます。大阪だと槇尾寺、葛井寺です。