飲み屋街味光路(あじこうじ)で清める「酒垢離(さけごり)」

田辺名物の割烹や居酒屋、スナックやバーとキラキラ光る路の先に楽しい時間

全国初の公道に照明が埋め込まれたその場所は、「味光路」と呼ばれる200店舗以上もの飲食店が軒を並べる和歌山県随一の飲食街です。
美味しいお店沢山あります、飲んで食べてお勘定した時に「そんだけ?」となるような、上質の海の幸や山の幸を楽しんでもお会計にも優しい場所です。

要するに、田辺市での宴席・パーティーは紀州梅の「梅酒・梅ジュース」で乾杯しようぜ、という条例です。他ではたぶんないだろうという条例でまあ変わってますが、それだけ梅を愛そうというやつです。沖縄なんからだと泡盛を飲もうみたいになるのかもしれませんが、そうするとオリオンビールが怒る、かもですけどまあ田辺のような小さな町だし、罰則はもちろんないけど梅を愛そうという程度です。もちろんチョーヤさんは田辺関係ないけどOKです。

梅は、古くから寒さに耐え春を告げる愛らしい花として、また、健康によい食べ物として田辺市の伝統文化や歴史とともに育まれてきました。 梅の産地・田辺市では、更なる紀州梅ブランドの確立、梅関連産業の振興・発展を願って、「田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例」を制定しました。 これからも、ぜひ「梅酒・梅ジュース」をご愛飲ください。

なので梅酒を飲めば、「酒垢離(さけごり)」で身体も清められましたし、梅によって「梅垢離(うめごり)」も完了です。

梅と言えば多くの栄養素があり、クエン酸、カリウム、鉄分、ビタミンEなど、様々な栄養素が含まれています。特にクエン酸は疲労回復に効果的で、カリウムは血圧を下げる作用があります。
クエン酸は食中毒の原因となる細菌の増殖を抑える働きがあって、昔から日の丸弁当で梅干し入れていたのもそういう先人の知恵、かもしれません。梅は身体にいいんです。