



知恩院は宗祖・法然上人が草庵を結んだ地です。
なむあみだぶつ、お念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の中心寺院でして、法然さまはもともと比叡山で修行されています。
つきかげ
『月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ』 法然上人のお歌であり、浄土宗の宗歌です。
月影とは月の光、すなわち阿弥陀如来のお慈悲のみ光であって、それに気づこうとする人の心にこそ、注がれることです、の意味です。

ちなみにこちらが江川三か寺、浄土宗龍泉寺です。
高野山は真言宗、比叡山は天台宗、知恩院さんは浄土宗、百万遍知恩寺や知恩院は浄土宗、田辺の龍泉寺も立派ですがさすが総本山知恩院です。