扇ヶ浜潮垢離場で熊野参詣前にお清め

扇ヶ浜潮垢離場で熊野参詣前にお清め

聖なる場所に行く前に自分を清める、というのは昔からよくやっていることでして、神社に入る前に手水舎で手を洗ったり口をすすいだりするように、熊野古道でも自分の身体や精神を祓い清めながら歩かれていたそうです。そしてここ扇ヶ浜では海水で清める「扇ヶ浜潮垢離場」があります。「SHIOGORI」モニュメントもできまして、お洒落になりました(2025年5月現在)。

扇ヶ浜ではバスケ場所やカッパークというイベントスペース、植芝盛平記念館では合気道の大会や練習がされていたりします。
犬を散歩したりなど市民の憩いのスペースでして、駐車場も完備なので本当にいい場所です。じつはこの潮垢離場自体は、ほんとうはもう少し江川寄りに行ったところ江川公園に石碑が建っているのですが、まあ田辺湾で実際に身をお清めになられてから熊野古道中辺路に入っていったのは事実だそうです。江川公園のほうは出立王子の近くです。

お清めをするということで、熊野
・潮垢離(田辺市扇ヶ浜)
・水垢離(上富田の稲葉根王子)
・湯垢離(本宮の湯の峰温泉) 3つで清めるということになっています。

願わくばですが、
・酒垢離
・梅垢離  
ちなみに梅酒を飲めば一石二鳥で完遂、というのも推したいところです。
何といっても、田辺市は「田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例」梅酒条例で、田辺市では乾杯は麦酒じゃなくて梅酒だぜと推しているので、「酒垢離+梅垢離」=梅酒垢離でいくといいのではと本気で願っております。

まあ梅だめやねん、酒だめやねん、いう人いますから無理強いしませんが、神社で新年祝いに御神酒(おみき)振舞ったりもしますので、まあ梅酒もいいんじゃないかと思う次第です。
お酒ダメならプラムさんのハニーフラップ梅ジュースでもヨシと思います。

田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例

デジタル化もされています、これからの時代はITとDXですね。


海開きはもう少し後ですが、5月でも子供たちが水辺で遊んだりしていました。すごくきれいになりました。

モニュメント


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扇ヶ浜潮垢離場スタンプ

こいのぼりも上がっているいい季節、潮垢離場スタンプもまだまだ摩耗してないので押すとはっきり見えます。
世界遺産熊野古道、扇ヶ浜潮垢離場スタンプ、屋根付きボックスの中に入っております。

紀伊田辺駅からは1.1㎞ 歩いて15分くらいです