

祇園の八坂神社、丸山公園には京料理の老舗があって祇園祭のうちわもかざられてましたので、来年の闘鶏神社うちわの参考にしたいと思います。
460回続く田辺祭では笠鉾が町を練り歩くのですが、これは祇園祭を参考にしてまして京都の祇園祭は日本三大祭なのでまあ賑わいますし、笠鉾もなかなかの迫力でさすが京都祇園だなと驚きます。
祇園祭自体は京都で疫病が流行って死者が増えたときに、なんとか疫病が鎮まるようにと疫病を街から追い払い、無病息災を祈願するという本来の目的でした。
山鉾巡行は、神様が通る道を清め、邪気を祓うためのものであって、観光客に見せびらかすものでもなければ派手さを競うものでもないので巡行時に手をあわせたり笠鉾が通るとその道は浄化されてきれいになった、というようなことをいうのもおこの邪気払いから来ています。
田辺祭でも住矢さんの持ってくるくる回すところの中に、赤ちゃんが入ると元気に育つとか祭時には本殿に住矢さんとお賽銭箱置いてますが、これも無病息災を祈っているようなものなのです。もともと。
八坂神社さんはさすがに外国人が多くて、御朱印並ぶ人も多い多いでしたが、京都なら御朱印でして和歌山なら熊野古道スタンプ帳、観光客みんなすごく大好きで絶対並んでいますし、やっぱり価値があるんだと思います。熊野古道は最も手軽コースの発心門王子から本宮大社コースは、発心門王子のスタンプ場所に20人くらい並んでいるときあって、「ここはスタバか!」言うくらい賑わうときがあります。無料でもらえるコンポステーラの共通巡礼手帳、あれみんな持ってますので企画がナイスだと思ってます。
その余波で、大斎原にあるスタンプは奥の中にあるのでガイドさんが気合でツアーの人数分、30冊くらいもって押してるのを見たことあります。まあ面白い。
そろそろ共通巡礼を2度、3度、4度と行った偉人に何らかの企画と、33回熊野古道を歩いた後白河法皇という偉人もいるので33回歩いたら「ゴシラカワ」という称号を与えるとか企画したらええのにと思ってます。鯖街道ウルトラマラソンのタイタン、サロマ湖のサロマンブルー、奥熊野の奥熊野韋駄天、それぞれ大会10回完走などの猛者には称号があるのでまるでウルトラマラソン企画と一緒ですが、人間心理としては推しや好きを超えることにそっと背中を添えるのは悪いことではないので。
どうでもいい話ですが、物事には具体と抽象があって個別具体的な事例から構造的法則が存在していて、別の場面に演繹することは結構有効です。
課題解決と未知の問題に対する方法などはそういった演繹法と帰納法の両方あたりからいろいろ考えるのですが、人間行動心理学のようなものを業界に落とし込んでセオリー的なものを発見するのは、学問的には非常によくてビジネス的にも大事なのではと思ったりします。
奥熊野韋駄天称号もその1つであって、称すべきものを1つ用意することは最近だとやたらに「レジェンド」言いますが、レジェンド化もその1つだと思います。野球だと名球会入りみたいなもの。