吉野郡十津川村 大峯奥駈道の玉置神社

「神様に呼ばれた人しか辿り着けない」玉置神社

面積の大きい市区町村ランキング、堂々と田辺市が1位なのですが、吉野郡十津川村は6位です。
・田辺市 1,026.77 (km²)
・十津川村 672.35 (km²) その十津川村の玉置神社です。ちょうど玉置神社だけでなく天河大辨財天社さんなんかも言われます。弁天さんなので水の神です。

「神様に呼ばれた人しか辿り着けない」わかります。
初めて来たときはもう5年以上前ですが、熊野川沿いから十津川村の山をあがって一体どこまで来るんだ?くらいの感覚でしたし到着から本殿・拝殿まで歩きながら、すごい熊野・吉野感あって全く知りませんでした。先輩が御朱印御朱印言ってたのもそうですが、あれからまた訪問おまいりに来るとも思ってませんでした。

那智勝浦から大阪京橋駅まで168号線コースで200キロ、十津川温泉あたりで玉置神社向いて登山しておまいり可能なのでいいのですが、行きはヨイヨイ帰りは辛い。

熊野三山の奥の院として信仰を集める当社は、熊野信仰が盛んとなった中世には数々の行幸があったと古誌に記されています。

右の石塔は後白河院と和泉式部の参詣記念として建てられたものと伝わっています。後白河院は保元二年(一一五七年)に行幸 されたとの記録があり、左の御製を残されています。

忘るなよ程は雲井に隔つとも
馴れて久しき三熊野の月

和泉式部の歌として次のものが伝わっています。

玉置の名に立つものは秋の夜の
月に磨ける光なりけり