求める人材はビジョンの「ハッピートライアングル」から

ビジョンの「ハッピートライアングル」
ハッピートライアングルとは、顧客取引先のハッピー、全従業員のハッピー、そして協力企業様や協力パートナー様のハッピー、を究極的には追求するのが、クレアネットのビジョンです。
顧客、従業員、パートナー様の3つのハッピーが自然と重なるとき、クレアネットも成長すると確信しています。今後また新しい事業展開を行う際にも、このハッピートライアングルが常にベースにあります。
経営である以上、顧客取引先がハッピーにならなければお金が入ってこないし、全従業員もハッピーにならない。そして仕事の中では、従業員でなくても力を貸してくれる協力パートナー様もいるので、そのハッピーも考えないといけない。このような考えでビジョンを作っています。そうなってくると、顧客取引先をハッピーにさせるには、自分がこの会社組織に何をもって貢献しないといけないのか真摯に考えないといけないですし、怠けていると会社のみんなにも迷惑がかかるわけです。
求める人材は「一所懸命頑張るいいやつ」

求める人材は「一所懸命頑張るいいやつ」
一所懸命頑張るというのは、情熱的に熱心に努力を重ねて頑張ることですが、一所懸命なので自分には自分の持ち場があるので一所は二所でも三所でもないから、自分の持ち場を理解してその場所で最大限の力を発揮することが大事という考えです。その意味で営業なら顧客からの信頼を獲得して数字を作ることに専念すればいいという発想です。
そして「いいやつ」ですが、いいやつ基準で言うと生活や友達なら、みんなに優しく真摯で誠実、嘘をつかずみんなのために頑張る人、はいいやつと言うと思います。ただ、ここはビジネスなのでビジネスでいいやつとはもう少し追加します。
ビジネスでいいやつ
・チームのために何ができるか、価値を提供できるか視点で考えられるかどうか
・ビジョンであるハッピートライアングルにむけ、顧客取引先、全従業員、協力パートナーのために、身体を使い、頭も使って行動できてるか
・ビジネスの成功に向けて、頭を使って成果を生み出し、ハッピートライアングルを作り出せているか
基準を求められます。これには当然、相手の立場や状況を考えて言葉を発したり、行動したりできているかと、問題発生時にはどうすれば問題解決できるかを巡って生産的な議論が出来るか、私は悪くないと情報をシャットダウンして改善の見込みがないような、幼稚な行動をしないかどうか、そして課題発生解決後に、再発防止策を取れるかどうか、も含みます。新人で経験浅く能力浅いのに努力せず、指導や指摘に反発して、積極的に動こうとしない新人であれば、そんな適当な仕事していて周囲みんながハッピーになるはずがないんです。 適当な仕事で人を喜ばせることはできません。
そしてこのビジネスにおける「いいやつ」なのですが、継続性がないとか改善がないというのも「いいやつ」にはなりません。ビジネスは中長期的に継続するのだから、入社2か月だけはいいやつに見えたりもしますが、半年、1年、2年みれば化けの皮もメッキも剥がれてしまうものです。中長期的に努力を重ねていいやつになるよう継続する人は、持続性もあって地頭もいいのだと認識していますので、こういう人は部署が変わったり上司が変わったり取引先担当が変わっても、しっかりと成果を出します。
採用時から入社後半年程度は、「求める人材」に対してフィットしているのかを検討しますし、ご縁がない場合も多々あるのとフィットしないと周囲にいる「ほんとにいいやつ」メンバーがサポートとカバーにメンタルフォローなどで疲弊してしまう傾向がありますので、誰もハッピーにならないのです。これは明確にビジョンに反します。
嫌なやつとは一緒に働きたくない、のが当たり前の基準

赤字社員はこんなイメージ、泣くしかない
赤字社員が多いといずれ倒産

赤字社員が多いといずれ会社は倒産します
なのでまずは嫌なやつにならないような努力を重ねる人、と一緒に仕事したいと思っています。
もちろん、そのためのフォローやサポートもしているのですが例えば受験予備校でも関関同立目指すコースの生徒全員が受かることは絶対ないように、結局はその人に性質や経験に起因します。要するにフォローやサポートすればするほど、こっちが疲弊するような甘えたちゃんも交じってしまうわけです。そういう場合には、
・転職前での業務内容、業務改善での結果を出した話
・最も理不尽を感じた業務に関して、その改善方法
・継続的な努力を重ねた、と人に言える話
・赤字社員の場合に、自分で考える解消方法とその行動
・今、継続している努力や鍛錬、勉強などあれば。
・1年後、2年後、3年後、中長期的に自分がどのようになっていたいのか。

前職が思考や改善をあまり必要としない作業中心だと致し方ないのですけど、これは決して学歴だけでは推し量れませんが、学歴として聞いて指定校推薦とか内部進学とか、受験の努力を重ねてない場合にはそれはそれですべからく、前職でもどちらかといえばホワイト企業でぬるま湯で業務していた場合には、数字成果責任もないので、仕事でも困難はあまりなく惰性で仕事したんだなとこれもすべからく、です。
一所懸命頑張るいいやつが、ハッピーになる会社つくり
いいやつ、悪いやつ、抽象的表現ですが、結局目指す会社は、「一所懸命頑張るいいやつが、ハッピーになる会社」です。
努力して頑張ったら結果もついてくる、そんないいやつがこの会社で仕事できてよかった、就職できてよかったと思う会社を作ろうとしています。まだまだ道半ばですが、いいやつが優遇されて嫌なやつは淘汰されないといいやつが疲弊しますので、この部分は意識的に行っていますし、嫌なやつは我慢して採用したことも多々ありますがやっぱり長く持ちません。何より、最初は赤字としても頑張ればなんとかなると信じてフォローをしたりしていましたが、ビジネスは慈善事業でも福祉でもないのと、最初から違和感あって嫌なやつだなあと思った人がよくなった経験がないからです。
特にこれはビジネスとして、嫌なやつがいいやつになることはなく、いいやつが嫌なやつになることはたまにあるので、最初からダメと思えば我慢しない方が中長期的に見てお互いのために感じます。経営を少し長く続けたことからの反省も含めて、これは得られた知見と認識しています。一所懸命頑張るいいやつ、の自負している方はぜひクレアネットにエントリーください。