高野龍神スカイラインの中間点に位置する、田辺市龍神ごまさんスカイタワーは四季折々の風景が楽しめます。高さ33mの塔は、護摩壇山の史実にちなんで設計され護摩木を積み上げた独特の形をしています。近くには和歌山県で一番高い山龍神岳もあり、山頂までの登山道も整備されています。
ちなみに高野山からもバスが出ているので1時間くらいで到着します。
ちなみに、護摩壇山の名の由来は、源平合戦から落ち延びてきた平維盛がここで護摩木を焚いて平家の行く末を占ったという言い伝えらしいのですが、この護摩木を焚いて占った結果平氏は滅ぶと出てしまい、泣く泣く那智勝浦までやってきた、いうのが通説です。そのあと、平家物語では平維盛は那智勝浦の山成島で入水し、那智勝浦では補陀落渡海へ旅立ったとなっています。平維盛は実は大和の十津川へ行ったとか、伊勢へ行ったとかもあるのですが、まあいろいろです。
こういった旅行は歴史と地理を知っていると、実に楽しく面白かったりするのですが、歴史も地理も平家物語も知らないと何も面白くない。
こればかりは旅行に行ったり、信長の野望ゲームやったり漫画日本の歴史好きだったり、大河ドラマ見たり、最近では寺社仏閣を巡ったりお祭りやだんじりなど参加したりしているおかげかもしれません。