おん、かかかび、さんまえいそわか 一願地蔵尊の福厳寺

地蔵菩薩の真言 おん、かかかび、さんまえいそわか

このお地蔵さんは第六世住職を祀っているそうで、住職が好きだったお酒とからしをお供えしてお願いごとをします。
一願寺さんには五角形の合格(五画)えんぴつが売ってまして、司法試験受験時に送られてくるので毎年来ると何本にもなってしまうという惨事だったのですが懐かしいものです。

小さい頃にお正月参りで、一願寺さん冬場に来ると雪が積もってるようなときもあったりと覚えています。
おん、かかかび、さんまえいそわか、も小さい頃に覚えたので地蔵菩薩の真言は記憶に残っています。塩見峠を下ってくると一願寺さんあたりに来る道順をこのたび初めて知りました。

 

 

安珍・清姫伝説

一願寺さんには安珍・清姫の話が切り抜きで飾ってありますが、普通知ってる話とちょっと違います。
最後清姫が龍になって黒焦げでなくて、という話ですが、読むとこっちの話の方が正しいような気がします。清姫も安珍も誠実で生きたけどちょっとしたすれ違いだったんだろうなと、ほんとに哀しい話です。