鍛冶屋川口バス停すぐの清姫覗橋

清姫伝説は中辺路にたくさんあります

安珍の帰りを待つ清姫がこの橋から毎日安珍が来ないか覗いていた、というのが覗橋(のぞきはし)。
潮見峠から降りてくること走ること30分くらいで、ここには鍛冶屋川と富田川の合流地点になるので鍛冶屋川口バス停もあります。

田辺江川の龍泉寺には、清姫が捻木の杉から安珍を追いかけている際に、この井戸の水で喉を潤し生気を取り戻して道成寺まで走り去った伝説の「清姫の井戸」があります。
捻木の杉から龍泉寺まで飛んでって追っかけた、ような説明ですが、それほどの情熱だったのでしょう。逃げる安珍を見て「何で逃げとるんや~」と怒って木をねじねじにしてしまったという捻木、と聞いてたりしますが道成寺で紙芝居法話を小さい時に聞けたのはよかったと思います。(要予約だそうです)

最近になって本社がある大阪での経営者さん同士の会で「和歌山日帰りツアー」企画で「道成寺で安珍清姫話の法話を聞く」プランあって、ちょっと面白そうなのですが今でも鐘に巻き巻きになって怒り狂う清姫と、黒焦げの安珍が怖かった思い出があります。