熊野詣は京都の城南宮から淀川を下り、天満橋のはちけんやに着き、そこから徒歩になります。今でいう天満橋駅周辺です。
最初の王子は窪津王子、そしてこの天満橋北側には淀川から分岐して大川になりまして、船が多く走っていますがその中には水陸両用バスも走っています。
ちょうど折り返し地点で噴水とドリカムの大阪ラバーがかかるという、大阪粋なパフォーマンスをやってました。水陸両用バスはガイドの方が歴史や文化などいろいろ話してくれて実に面白いし楽しいです。
当時は熊野詣は命がけで行っていたのですが、令和の時代はハイカラです。ここから順に窪津王子、坂口王子など進みますが、ちゃんと残ってるのは阿倍野の阿倍王子神社くらいかと思います。
昔のはちけんや(安藤広重作品)
ずっと下っていって、出立王子、秋津王子や万呂王子などの田辺になります。