秋津王子跡(あきづおうじ) 熊野九十九王子の1つ

秋津王子という名前は藤原定家の熊野御幸記に出てくるそうです。
ほかの熊野九十九王子と同じように、名前は残っているものの、昔の雰囲気や場所などは長い年月を経て明確でない場所の1つです。
ここ最近20年、2004年に世界遺産決まった後でも、紀伊半島は大雨だったり台風だったり暴風だったりと熊野古道自体が木でなぎたおされて道の復旧が大変だったり、なので1000年を経ればそれも致し方ない所です。
明治以降は豊秋津神社にまつられています。同社所蔵の永正三年(1506)の棟札に柳原王子とあります。

紀伊民報さんのところをちょっと入った場所にあります、川沿いの秋津王子とは違う場所です。