滝尻王子にある、田辺市熊野古道館

熊野懐紙や滝尻王子社の所蔵品などの展示や中辺路のビデオなどをはじめ、古道に関する資料や中辺路の観光情報が満載

熊野古道館は、中辺路町の情報拠点で、滝尻王子の向かいにありまして、熊野古道をはじめ、中辺路町の観光案内や歴史紹介を兼ねた休憩施設。観光案内・ビデオ語り部・歴史展示・休憩・グッズ販売の5つのコーナーがあります。熊野古道を中心とした中辺路の観光案内と歴史紹介を兼ねた休憩施設として、平成6年度まちづくり特別対策事業の認定を受けて建設されました。熊野懐紙や滝尻王子社の所蔵品などの展示や中辺路のビデオなどをはじめ、古道に関する資料や中辺路の観光情報が満載です。熊野古道にいざ出発!の前に、是非立ち寄って下調べにどうぞ。

熊野三山に入るにはここからスタート、なので、予めちょっと予習したり雰囲気を掴んだりできますが、中辺路だけでなくくろしお路線と同じような海岸線を通る大辺路、高野山町石道から熊野に続く小辺路、伊勢から熊野まで続く伊勢路、そして吉野の修験道である大峰奥駈道、合計全部で800キロくらいあるそうです。(熊野古道館スタッフの方は全部歩いたらしく、誇らしげに語っておりました。熊野古道レジェンドです)

ちなみに伊勢路は180キロあるそうですが、レジェンドいわく「道が幹線道路とか舗装された道がほとんどなので楽しくないかなあ」ということで、確かにそれはトラックなどで危険なのと舗装された道はいいけど、熊野古道なんだから古道を歩きたいものです。小辺路はほんの少しだけ、大峰奥駈道は吉野の金峯神社くらいまでは少し歩いたけど、まだまだ全然、大辺路は富田坂・仏坂少々なのでまだまだ全然です。