世界遺産の闘鶏神社

世界遺産登録され、創建1600年を超える鬪雞神社

鬪雞神社は通称「権現さん」と呼ばれてまして、御祭神の中に熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を勧請した、三山御参詣に替えるという三山の別宮的存在です。昔から熊野信仰の一翼を負っていました。
簡単に言うと、闘鶏神社おまいりしたらもう、熊野三山おまいりしたってことでOKまる、というような意味です。


樹齢1200年のクスノキですが、いろんな神社には見事な木々がたくさんありますが、その中でもこの「樹齢1200年のクスノキ」はまた一段と素晴らしいです。歯痛が治るそうです。


これは闘鶏神社横の公園クスノキ、この木も見事です。こんな凄い木が2本あるのは由緒正しい証拠です。


バス停は今でも「権現前」バス停名です。

鳥居をくぐって入るとさらに鳥居、その目の前には土になっていて、お祭りでは流鏑馬神事が行われます。
むかしはここを馬が競争していたとか、昭和の時代です。2016年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されました。

闘鶏神社は田辺市民の氏神様であって、460回以上続く田辺祭は闘鶏神社の例祭なので、紀伊田辺駅周辺近くの田辺市街の方はみんな闘鶏神社でおまいりするのが普通、そんな神社です。